大学生こそブログを書くべき10の理由。入学から始めればバケモンになれるよ。
このブログを書き始めてから、一年ほどになる。最初は「面白そうだからやってみるか」くらいの軽い気持ちだった。毎日更新するつもりもなかったし、誰かに読まれるとも思っていなかった。
続けるうちに、やってよかったと思える理由が増えていった。今は、大学生のうちに始めたほうがいいと本気で思っている。僕自身、もっと早く始めればよかったと後悔しているくらいだ。
理由を十個挙げる。ただし、誰にでも当てはまる話ではない。向かない人もいるので、そこは最後に書く。読んで「楽しそうだな」と思ったら、気軽に試してみてほしい。
ちなみに僕は文系の学部に通っていて、特別に文章が得意だったわけではない。むしろ苦手だった。それでも一年続けられたので、才能の話ではないと思っている。
自分の資産になる
ブログを書くと、自分の資産が残る。資産と言うと大げさだが、言い換えれば思い出であり、成長の記録であり、信用であり、お金でもある。
記事が溜まると、過去の自分が分かる。一年前の記事を読むと、考え方が違うことに驚く。成長しているのか、単に変わったのかは分からないが、記録があると比較できる。
お金に換算できないものも多い。けれど、就職してから読み返したときに、学生の自分が何を考えていたかが分かるのは大きい。
日記と違って、ブログは人に読まれる前提で書く。だから出来事をそのまま並べるのではなく、意味を考える。その癖が、考え方そのものを変えていく。
時間があるのは今だけ
大学生は時間がある。授業に出て、サークルに行って、バイトをする。それでも社会人より自由な時間は多い。
記事を一本書くのに、最初は数時間かかる。慣れても二時間はかかる。社会人になってから、その時間を毎週確保できる人はかなり少ないはずだ。
しかも学生のうちは、失敗しても誰も怒らない。読まれなくても、変なことを書いても、次の記事で取り返せる。この気楽さは今しかない。
社会人になると、発信には責任がついてくる。学生のうちは、その責任が軽い。軽いうちに練習しておくほうがいい。
経験が価値になる
特別なことを書く必要はない。読んだ本、観た映画、やってきた勉強法、バイトの話。自分が経験したことを、読める形にすればいい。
書き始めると分かるが、自分にとって当たり前のことが、他の人には当たり前ではない。留学を途中でやめた話を書いたら、同じ立場で悩んでいる人から連絡が来たことがある。
これは謙遜ではなく、書いてみて初めて分かったことだ。自分の中にしまっておくだけでは、誰にも届かない。
収入につながることもある
読者が増えると、広告収入が発生する。ただし即金性はかなり低い。始めたばかりのころは、ほとんどゼロだと思っておいたほうがいい。
僕も最初の数ヶ月は、作業時間に対して得られた金額を計算して笑った。時給にすると、とても人に言えない額だった。お金を目的にすると、そこでやめてしまう。
おまけとして付いてくるものだと考えておくほうがいい。読者の役に立つ記事が増えれば、結果として数字が動く。順番を間違えると続かない。
収入は、あとからついてくる結果でしかない。読者を置いてけぼりにして数字だけを追うと、記事の中身が薄くなる。それは読む側にすぐ分かる。
大学の外に居場所ができる
大学生の所属は、学部、サークル、バイトの三つに偏りがちだ。どれも狭い。その中でしか自分を測れないと、判断の基準がゆがむ。
ブログを続けると、外の書き手と繋がる。すると、学部の中の常識が外では通用しないと分かる。それだけで少し楽になる。
多様な人がいる場に身を置くと、自分が劣っているかどうかを気にしなくなる。比べる相手が減るだけで、かなり気楽になる。
インプットが増える
書くために調べる。調べているうちに、他の記事も読む。発信する習慣があると、自然に情報に触れる量が増える。
量だけでなく質も上がる。何を書くかを決めるために情報を選ぶので、漫然と読むことが減る。この癖は、就職してからも役に立つ。
情報を集めて、自分なりに整理して、人に伝える。この流れは仕事の基本だ。ブログはその練習を、低いリスクで繰り返せる場所になる。
文章力が身につく
読みやすい文章を書くには練習が必要だ。ブログはその練習の場になる。毎回「どう書けば伝わるか」を考えるので、嫌でも上達する。
過去の記事を読み返すと、恥ずかしくなる。それだけ変わったということだ。大学生が文章を書く機会はレポートくらいなので、差がつきやすい。
うまく書こうとする必要はない。まず、言いたいことを一つに絞る。それだけで読みやすさはかなり変わる。
書き終えたら、一度声に出して読む。詰まる場所は、たいてい読みにくい。直すべきところがそこにある。
ITスキルが身につく
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| アクセス解析 | どの記事が読まれているか | 数字を週一回見る |
| 検索の仕組み | タイトルと見出しの作り方 | 読者の言葉で書く |
| HTMLとCSS | 記事の装飾やレイアウト | 少しずつ覚えればいい |
| 画像の扱い | サイズ調整と形式 | 重さに気をつける |
| ドメインとサーバー | 公開の手続き | 最初の一度だけ |
| 調べる力 | 分からないことを検索する | 一番役に立つ |
全部を深くやる必要はない。触っているうちに、必要な分だけ身につく。分からないことを調べる回数が増えるので、調べる力そのものが上がる。
仕事につながる
文章の仕事は、実績がなくても記事を見せれば始められる。僕は記事をポートフォリオにして、ライターの仕事を受けた。ゼロからのスタートでも、見せるものがあった。
ITのスキルも同じだ。ブログを自分で動かしている、というだけで話が通じる場面がある。学生のうちに仕事の入り口を作っておくと、選択肢が増える。
仕事をもらうと、自分の文章がお金になる感覚が分かる。この感覚を知っていると、就職先を選ぶときの基準も変わる。
就活で使える
エントリーシートを書くのが楽になる。文字数の感覚が身についているので、この話は三百字、こっちは二百字、という配分が自然にできる。
面接のネタにもなる。サークルの代表やバイトリーダーは珍しくないが、ブログを続けている学生は少ない。珍しいだけでは通らないが、話を聞いてもらいやすくなる。
ただ、自慢するために書いているわけではない。話のついでに触れるくらいがちょうどいい。押し出すと、かえって怪しまれる。
面接で聞かれるのは、だいたい「なぜ続けられたのか」だ。続けた理由を説明できると、その人の人物像が伝わる。
ネタが尽きたときの対処
書くことがない、という状態は必ずと言っていいほど来る。そういうときは、一日の出来事を五つ書き出す。そこから一つ選んで、なぜ印象に残ったのかを考えれば、記事の形になる。
もう一つの方法は、過去の自分に向けて書くことだ。一年前の自分が知りたかったことを書けば、同じ状況の誰かにも届く。ネタは外に探すより、内側にある。
向かない人もいる
- 人に見られるのが苦手な人。
- 毎週決まった作業が苦痛な人。
- すぐに結果を求めたくなる人。
- 書くより読むほうが好きな人。
- 話題を外に出すのに抵抗がある人。
- 続ける理由を自分で作れない人。
向かないなら、やめればいい。趣味の延長なので、やめたところで損はしない。合う人にとっては、これほど費用対効果のいい遊びもない。
合うかどうかは、一ヶ月やってみれば分かる。向いていれば、書くこと自体が面白くなる。向いていなければ、すぐに飽きる。それだけの話だ。
始めるときに意識したこと
最初から完璧を目指さない。記事は一本目が一番下手で、それは誰でも同じだ。書き直せばいい。公開しないことだけが、唯一の失敗だ。
更新の頻度を決めすぎない。「毎日」と決めると、できなかった日にやる気が折れる。週に一本でも、一年続けば五十本を超える。それだけの量があれば、読まれる記事が一本くらい出てくる。
最初の十本は、ほとんど読まれない。そこを過ぎると、書くのが楽になってくる。楽になると、内容も良くなる。
だから最初の一年は、読まれなくても書き続ける価値がある。数字が出るのは、だいたいそのあとだ。
まとめ
大学生がブログを書く理由は、突き詰めれば「残るから」だ。思い出も、文章力も、信用も、書いた分だけ残る。バイトは時間を売るだけだが、ブログは時間が形になる。
始めるなら今だと思う。時間があって、失敗しても笑われるだけで済むのは、学生のうちだけだ。一年後の自分がどうなっているかは分からないが、書いた記事は残っている。
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