個人ブログ・いっこー|24歳会社員の体験記体験談・感想には個人差があります

ホーム › 大学生活・就活

語学留学で日本人を避けちゃいけない3つの理由。

大学生活・就活 · 18+ · 更新
語学留学で日本人を避けちゃいけない3つの理由。

語学留学を考えている人からよく聞くのが、「現地の日本人とは関わらないほうがいいですか」という質問だ。せっかく海外に行くのだから、日本語を使う時間は無駄なのではないか。気持ちはよく分かる。

自分も出発前はそう思っていた。ところが実際に暮らしてみると、日本人がいてくれたほうが助かる場面が多かった。避ける必要はないと感じている。

もちろん、日本語ばかり話していていいという話ではない。ただ、日本人を避けることと英語が伸びることは、別の問題だ。この二つを混ぜて考えると、判断を誤る。

留学先に日本人がいる

語学学校には、多かれ少なかれ日本人がいる。到着して教室に入った瞬間、日本語が聞こえて少しがっかりしたのを覚えている。

「しまった、環境を間違えた」と思った。ただ、その数日後には、その人たちにかなり助けられていた。現地の生活は、分からないことだらけだったからだ。

日本人がいると英語が伸びない、という単純な話ではない。使い方次第で、むしろ心強い存在になる。自分はそう結論づけた。

最初の不安をやわらげる

着いたばかりのころは、何もかも分からない。バスの乗り方、買い物をする場所、治安の悪い地域。英語力があっても、知らない土地では不安だ。

そんなときに、言葉の通じる人が一人いるだけで、気持ちはかなり楽になる。些細なことでも、聞ける相手がいるのは大きい。

自分は最初の一週間、ほとんどその人に頼っていた。情けないとは思わなかった。生活が整わないと、勉強に集中できないからだ。

携帯の契約で助かった

いちばん助かったのは、携帯電話の契約だった。日本から持って行った端末は、そのままでは使えなかった。現地で新しく契約する必要があった。

どの店に行けばいいのか、何の書類が必要なのか、皆目見当がつかない。店員の英語も速くて、聞き取れない部分があった。

先に来ていた日本人が、店の場所と必要なものを教えてくれた。おかげで、その日のうちに契約できた。あれが一人だったら、数日つぶしていたと思う。

生活の情報を教えてもらう

携帯以外にも、教えてもらったことは多い。安いスーパー、学生に優しい店、行かないほうがいい場所。地元の人に聞くより早いこともあった。

同じ立場で生活しているので、困りごとが共通している。だから、教えてもらう情報の精度が高い。旅行者向けの情報とは、質が違う。

こうした情報があると、生活の立ち上がりが早い。その分を勉強に回せる。結果として、英語に向き合う時間は増えた。

英語は環境だけでは伸びない

ただし、日本人と過ごす時間が長くなると、英語を使う時間は減る。これは事実だ。そこは意識して分ける必要がある。

大事なのは、日本人を避けることではなく、英語に触れる時間を確保すること。目的を取り違えると、意味がなくなる。

自分は、授業と課題の時間だけは日本語を一切使わないと決めていた。それ以外は緩くしていた。全部を縛ると、続かない。

語学学校にネイティブはいない

意外と知られていないが、語学学校に集まるのは、英語を母語としない人たちだ。自分が会ったのは、中国、韓国、ベトナムなどの出身者だった。

先生以外に、英語を母語として話す人はほとんどいない。つまり、教室の外で交わされる英語も、非ネイティブ同士のものだ。

この環境で「英語を話す時間を増やせば伸びる」と考えるのは、少し乱暴だ。量より、どんな英語に触れるかが問われる。

通じてしまう英語の怖さ

非ネイティブ同士の英語は、かなり崩れている。文法は無視され、単語を並べただけの会話も多い。それでも、言いたいことは伝わってしまう。

伝わるので、通じている気になる。ここが落とし穴だ。自分も、片言のまま会話が成立して、成長したつもりになっていた時期がある。

日本に帰ってから、その英語が通用しない場面に何度か出くわした。伝わることと、正しく話せることは違う。その差は、あとから効いてくる。

大事なのは使える表現

必要なのは、日本人を避けることではなく、実際に使われている表現を自分で使えるようになること。これに行き着いた。

授業で習った言い回しを、その日のうちに使ってみる。買い物でも、教室でもいい。使えた瞬間に、記憶の残り方が変わる。

先生と話す時間を増やすのも有効だった。相手はプロなので、間違いを直してくれる。友人同士の会話では、そこまでの修正は望めない。

友達をつくる機会を逃す

日本人を避けると、単純にもったいない。同じ目的で集まった者同士、理由なく距離を置くのは損だと思う。

実際、自分が仲良くなった人の多くは日本人だった。現地の生活の話や、進路の話を、日本語で深く話せた。英語では、そこまで踏み込めなかった。

項目特徴付き合い方
到着直後生活の情報が何もない積極的に頼る
携帯の契約手続きが分かりにくい経験者に聞く
授業中英語に集中できる時間日本語を使わない
友人関係深い話がしやすい適度に保つ
英語の練習量より質が問われる先生に話す時間を増やす
交流の場国籍が混ざる日本人以外にも声をかける

表にすると、場面ごとに使い分ければいいと分かる。全部を日本語にする必要はないし、全部を英語にする必要もない。

距離の取り方

自分が意識していたのは、時間帯で分けることだった。授業と課題の時間は英語、食事や移動の時間は日本語。それだけだ。

最初から完璧にやろうとすると、息が詰まる。緩いところを作っておくと、長く続けられる。語学は期間が長いほど、無理が効かない。

同じ日本人でも、英語を使いたい人と日本語で話したい人がいる。そこは相性の問題なので、無理に合わせなくていい。

自分が実際に決めていた線は、次のようなものだ。

  • 授業と課題の時間は日本語を使わない。
  • 移動や食事の時間は、無理に英語にしない。
  • 生活の手続きで困ったら、すぐに聞く。
  • 英語の練習は先生との会話を優先する。
  • 日本人以外の友人にも、自分から声をかける。
  • 週に一度は、日本語を話さない日を作る。

避けたくなる気持ちは分かる

日本人を見てがっかりする気持ちは、自分にもあった。高い金と時間をかけて来たのに、と思うのは自然だ。

ただ、その感情をそのまま行動に移すと、選択肢が狭くなる。避けることで得られるものより、失うもののほうが大きい気がした。

「日本人とはつるまない」と決める前に、一度距離を置いて考えてみるといい。案外、いてくれてよかったと思う場面が出てくる。

自分の失敗

自分は途中で留学をやめて帰った。理由は英語ではなく、授業が合わなかったことだった。この話は別に書いている。

振り返ると、もっと早く人に相談すればよかった。一人で抱えていたので、判断が偏った。あのとき話せる相手がいたら、違う選択もあったかもしれない。

留学は孤独になりやすい。だからこそ、日本語で話せる相手の存在は、勉強の妨げではなく支えになる。

留学の目的を決める

日本人とどう付き合うかを決める前に、留学で何を得たいのかを決めたほうがいい。目的がはっきりしていれば、判断は自然と定まる。

英語を仕事で使いたいなら、質の高い英語に触れる時間を優先する。生活を楽しみたいなら、人とのつながりを優先する。どちらも間違いではない。

両方を狙うなら、時間を分けるしかない。全部を一度に取ろうとすると、どれも中途半端になる。自分はそうなった。

英語を使う場面をつくる

教室の外にも、英語を使う場面は作れる。店で注文する、道を尋ねる、カフェで話しかける。小さな用事でも、積み重なれば練習になる。

自分が効いたと感じたのは、同じ質問を何度もする方法だった。店や窓口で、同じことを別の人に聞く。表現が口に馴染むまで、繰り返す。

完璧な文を作ろうとすると、口が開かない。まず短く言って、通じなければ言い換える。その往復のほうが、勉強になる。

まとめ

留学先で日本人を避ける必要はない。最初の不安をやわらげ、生活の立ち上がりを助けてくれる。友達をつくる機会も増える。

ただし、日本語だけで過ごせば英語は伸びない。時間を分けて、英語に触れる場面を確保する。それだけでいい。

大事なのは、避けることではなく、何のために留学しているかを忘れないことだ。そこがぶれなければ、付き合い方は自然に決まる。

ご注意ください。 このブログは一個人の体験談です。感じ方や条件は人によって異なります。お金や契約に関わる判断は、必ず公式の情報を確認したうえで、ご自身の責任で行ってください。

あわせて読みたい

大学生活・就活

大学生のうちにやっておいてよかったこと

授業以外で時間を使った活動と、社会人になってから役立った経験を書きます。

大学生活・就活

就活の軸を決めた順番

業界や職種をどう絞ったか、軸を決めるまでに考えたことを振り返ります。

大学生活・就活

留学を考えたきっかけ

興味を持った理由、迷った点、実際に準備して感じたことをまとめます。