無印のボーダーTシャツなら、七分袖のボートネックがいいよ
ボーダーTシャツは、春から夏にかけて必ず一枚は着る。無印良品のものは定番で、値段も手に取りやすい。ただ、店頭に並んでいるものは半袖だったり長袖だったり、首元の開きも違ったりして、どれを選べばいいのか迷う。何枚か試した結果、いまは七分袖のボートネックに落ち着いている。
結論から言うと、生地の厚さと首元の開き方が自分に合っていた。特別な機能があるわけではない。ただ、毎日着るものだからこそ、この二つの差は大きい。
好みは分かれるので、押しつけるつもりはない。同じ商品でも、体つきや着方によって印象は変わる。店で一度袖を通してから決めるのがいちばんだと思う。
ボーダーTは種類が多い
無印良品のボーダーTシャツは、一枚の商品名で終わらない。袖の長さ、首の形、生地の編み方でいくつもの種類がある。似て見えても、着ると別物だ。
最初は安いものを一枚だけ買うつもりだった。ところが店頭で触り比べているうちに、厚みがまるで違うことに気づいた。そこから選び方が変わった。
同じ棚に並んでいるので、値段もそんなに変わらない。だからこそ、違いが分からないまま適当に選ぶと、あとで「なんか違う」となる。比べる価値は十分にある。
選んだのは七分袖
行き着いたのは、オーガニックコットンのボーダーで、ボートネックの七分袖。首元が横に開いた形で、袖は肘の少し下まである。
七分袖にしたのは、一枚で着ても様になるからだ。半袖だと部屋着に見えてしまい、長袖だと夏は暑い。その中間が、自分の生活にはちょうどよかった。
肘が隠れると、腕の細さが気にならない。これも地味に大きい。夏に半袖を着るのが苦手で、いつも羽織りものを探していた自分には合っていた。
生地の厚さがちょうどいい
このTシャツを推すいちばんの理由は、生地の厚さだ。薄すぎず厚すぎず、一枚で着ても安っぽくならない。公式にはラッセル編みという生地らしいが、編み方の詳細はよく知らない。
分かるのは、透けにくいということ。白に近い色でも、下着の線が出にくい。夏に一枚で着るなら、この安心感は大きい。
厚みがあるぶん、洗濯を繰り返しても形が崩れにくい。安いTシャツは、数回洗うと首元が伸びて部屋着になる。それが起きにくいだけで、長く着られる。
半袖は薄すぎる
同じボーダーで半袖もある。ただし、こちらの生地はかなり薄い。半袖なのだから薄いのは当然だが、ぺらぺらとした感じが目立って安く見える。
一度買って、部屋着に回した。外に着ていくには頼りない。半袖がほしいなら、同じ無印の中で探すより、他の店を見たほうがいいかもしれない。
ただし、重ね着の下に着るなら薄さは武器になる。夏のインナーとしては優秀だ。用途を分けて考えれば、無駄にはならない。
長袖はやや厚め
長袖のボートネックもある。こちらも同じ編み方だが、七分袖より少し厚い。ごわごわするほどではなく、好みの問題だと思う。
実際、長袖も一枚買い足した。冬は重ね着の下に使えて、首元が詰まりすぎないので楽だ。ただ、一枚で着るなら七分袖のほうが軽い。
長袖は袖が長いぶん、手元がもたつく。PCを触るときに邪魔になることがあった。その点、七分袖は手首が出るので作業がしやすい。
首元の開きが絶妙
ボートネックは、首元が横に広く開いた形だ。この商品は、その開きが少し狭い。広く開きすぎていないところが気に入っている。
首がはだけていると、どうも落ち着かない。鏡を見るたびに直したくなる。この狭さなら、そういう気疲れがない。地味な違いだが、毎日着るなら効いてくる。
開きが狭いと、首元が詰まって見えないか心配だった。実際に着ると、鎖骨のあたりが少し見える程度で、窮屈には感じない。絶妙というのは、たぶんこの加減のことだ。
ボートネックが苦手でも着られる
ボートネックが苦手だという人にも、これは勧めやすい。開きが控えめなので、普通のクルーネックに近い感覚で着られる。
反対に、長袖のボートネックは首元がゆったりしている。開きを広く感じる人もいるはずだ。ぴったり着たいなら、七分袖のほうが合う。
| 項目 | 特徴 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 七分袖 | 一枚でも様になる | 春秋に一枚で着たい人 |
| 半袖 | 生地が薄く軽い | 重ね着のインナー向き |
| 長袖 | やや厚くゆったり | 冬に重ね着したい人 |
| 首元の開き | 七分袖は控えめ | 開きが広い形が苦手な人 |
| サイズ感 | 七分袖はぴったり目 | ゆったり着たいなら上を選ぶ |
| 生地の厚み | 透けにくい | 一枚で着るなら厚手を選ぶ |
表にすると分かりやすい。袖の長さで性格がまったく違うので、同じ商品だと思って選ぶと失敗する。
サイズ感はぴったり
同じMサイズで比べると、七分袖は身幅も腕周りも細めにつくられている。長袖はゆったり。同じ店の同じサイズでも、ここまで違う。
ぴったり目のほうが好きなので、七分袖のサイズ感は好みに合った。ゆったり着たい人は、一つ上を選ぶか、長袖を選ぶほうがいい。
痩せ型なので、大きいサイズだと余って見える。肩幅に合わせると、ちょうどよかった。体格によって合うサイズは変わるので、これは本当に試着したほうがいい。
洗濯しても崩れにくい
首元は伸び止めのテープで補強されている。何度か洗ったが、よれよれになってきた感じはない。Tシャツは首元が崩れると一気に古びるので、ここはありがたい。
洗濯は普通のコースで、干すときだけ形を整えている。特別な手入れはしていない。丈夫なほうだと思う。
気に入っている点をまとめると、次のようになる。
- 生地に厚みがあり、透けにくい。
- 首元の開きが控えめで落ち着く。
- ぴったり目のサイズ感で着られる。
- 伸び止めテープで首元が崩れにくい。
- 一枚で着ても部屋着に見えない。
- 値段が手に取りやすく、色を選びやすい。
柄と色の選び方
ボーダーの太さや色の組み合わせで、印象はかなり変わる。細いボーダーは落ち着いて見え、太いものは目立つ。最初の一枚なら細めが無難だ。
色は、白地に紺の線が使いやすい。合わせるズボンを選ばないし、洗濯を繰り返しても飽きが来ない。派手な色は二枚目以降でいい。
柄がはっきりしているぶん、下に着るものを選ばないのが楽だ。無地のシャツだと、生地の質感が目立ってしまう。ボーダーは、そこを誤魔化してくれる。
合わせやすいボトムス
デニムなら、細すぎないものを合わせている。太いシルエットだと、上半身が詰まって見える。バランスを取るなら、下はすっきりさせたほうがいい。
黒や紺のパンツにも合う。柄があるので、下は無地にしたほうがまとまる。色を三色以上にすると、途端に落ち着かなくなる。
夏は短パンでも悪くない。ただ、七分袖だと上下とも袖がある感じになって、少し重い。そのへんは好みだと思う。
季節ごとの着方
春と秋は、これ一枚で出かけられる。朝晩は冷えるので、薄い羽織りを持っていく。首元が詰まっていないので、重ねても窮屈にならない。
夏は、冷房の効いた室内でちょうどいい。外を歩くと暑いが、電車や店の中では袖があるほうが快適だ。真夏の外仕事には向かない。
冬は、下に着るか、上に重ねるかで使える。厚みがあるので、インナーにすると暖かい。一年を通して出番があるのは、地味にありがたい。
へたってきたときの対処
何年か着ていると、さすがに色が褪せてくる。白地の部分が、少し黄ばんだ感じになる。漂白剤を使うと痛みそうで、そこまではしていない。
襟が伸びてきたら、部屋着に回す。外に着ていくには厳しいが、家で着るなら問題ない。捨てる前に、もう一段階使えるのはいい。
値段を考えれば、数年使えれば十分だと思う。高級なTシャツを一枚買うより、これを何枚か持って回したほうが、結果的に楽だった。
買うなら店頭で
通販でも買えるが、この商品は試着したほうがいい。袖の長さと首元の開きは、写真では分からない。着てみると印象が変わる。
店頭なら、半袖と長袖と並べて触れる。厚みの違いも、その場で分かる。迷っているなら、三種類とも試すのが早い。
色も、実際に見たほうがいい。画面だと明るく見えたものが、店内では落ち着いて見えることがある。返品の手間を思えば、一度店に行く価値はある。
まとめ
結局、いちばん出番が多いのは七分袖のボートネックだ。合わせるものを選ばず、洗濯にも強く、一枚で着られる。地味だが、そういう服が最後まで残る。
流行の形ではないので、来年も同じように着られると思う。値段も手に取りやすい。迷ったら、まずこれを一枚試してみるといい。
合わなければ、それで分かる。高い買い物ではないので、失敗しても痛くない。そうやって自分の定番を見つけるほうが、遠回りに見えて近い。