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【上京するメリット・デメリット】東京で5ヶ月働いてわかったこと。

会社員のリアルな生活 · 18+ · 更新
【上京するメリット・デメリット】東京で5ヶ月働いてわかったこと。

就職を機に、大阪から東京に引っ越した。二十三歳まで地元で暮らし、実家から通っていたので、東京での一人暮らしは初めてだった。住み始めて五ヶ月が過ぎ、いいところと悪いところがだんだん分かってきた。

結論から言うと、上京してよかったと思っている。特に、地方で窮屈さを感じている人には向いている。ただ、誰にでも勧めるわけではない。合わない人もいる。

この記事では、実際に暮らして感じたメリットとデメリットを、思いつくままに書いている。引っ越しを迷っている人の参考になればいい。

大阪から東京へ

大学までを大阪で過ごし、渋谷の会社に決まったので上京した。荷物は段ボール数箱で、家具は現地で揃えた。引っ越しは、思ったよりあっさり終わった。

最初の一週間は、街の広さに疲れた。駅が大きく、出口を間違えると戻るのに時間がかかる。地図を見ながら歩く日が続いた。

慣れてしまえば、たいしたことではない。ただ、最初の疲れは、想像以上だった。上京する人は、そのつもりでいたほうがいい。

選択肢が多い

東京のいちばんの利点は、選択肢の多さだ。店、仕事、遊び場、学ぶ場。何かをやりたいと思ったとき、それを受け止める場所が必ずある。

就職活動のとき、IT企業を中心に会社を探した。大阪でも数はあったが、東京は比べものにならないくらい多かった。選ぶ余地があるのは、大きい。

地方にいると、選べる道が限られる。やりたいことが決まっている人ほど、その窮屈さを感じるはずだ。東京は、その制約を外してくれる。

価値観に触れられる

人が多いということは、価値観も多いということだ。有名企業に勤める人もいれば、定職に就かず動いている人もいる。休学して好きなことをしている人もいた。

地方では、いい大学に入っていい会社に勤める、という一本道が強い。そこから外れると、少し居心地が悪くなる。東京では、その道が一つでしかないと分かる。

自分と同じ考えの人にも、まったく違う人にも会える。それが安心につながった。変わっていることが、そのまま許される街だと思う。

イベントや集まりが多い

興味のあるイベントは、たいてい東京で開かれている。地方にいると、交通費と時間をかけて行くしかなかった。東京なら、仕事のあとに寄れる。

自分はWeb業界の集まりに何度か参加した。同じ関心を持つ人が集まるので、話が早い。会社や学校とは違うつながりができるのも、ありがたかった。

数が多すぎて、選ぶのに迷うこともある。全部に行こうとすると疲れる。月に一つか二つに絞るくらいが、ちょうどよかった。

チャンスに乗りやすい

東京にいると、誘いが来たときに動きやすい。地方だと、まず移動のことを考える。その時点で、半分は断る理由になってしまう。

自分はラジオ配信の仕事をいただいたことがある。打ち合わせは東京のオフィスで、という話だった。住んでいたので、そのまま行けた。

実力の問題ではない。地理的な条件が、機会を引き寄せる。悔しいが、そういう面は確かにある。地方にいても情報は届くが、動く速さは違う。

地元のよさに気づく

東京のいいところばかり書いてきたが、離れて初めて分かったこともある。大阪は、街がコンパクトで動きやすい。安くてうまい店も多かった。

人の距離も近い。知らない店で少し話が弾むことが、東京より多い気がする。東京は、そのぶん淡々としている。

親元を離れて、感謝する気持ちも生まれた。実家にいたころは、当たり前だと思っていた。出てから気づくことは、多い。

家賃が高い

デメリットの一つ目は、家賃だ。大阪の一人暮らしなら五万円くらいで部屋が見つかる。地方なら、もっと安い場所もある。

東京では、七万円くらいを覚悟したほうがいい。自分の部屋も六万七千円で、それでも安いほうだ。都心に近くて快適な部屋なら、八万から十万は普通にかかる。

項目東京での実感対処のしかた
家賃地方より高い駅から離れる、築年数を妥協する
通勤電車が混む時間をずらす、路線を選ぶ
人間関係最初は知り合いがいない自分から動く
食費外食は高め自炊を増やす
移動距離が長い予定を詰めすぎない
治安場所による差が大きい下見をしてから決める

表にすると当たり前のことだが、住む前は軽く見ていた。家賃の差は、毎月効いてくる。手取りに対する比率で考えたほうがいい。

部屋を選ぶときは、駅からの距離と築年数を少し妥協するだけで、家賃は下がる。そのぶんを貯金に回すと、気持ちに余裕が生まれた。

通勤電車がしんどい

二つ目は、電車の混み具合だ。朝の時間帯は、乗るのも降りるのも一苦労する。慣れても、快適にはならない。

大阪でも混んでいたが、東京の比ではなかった。特に乗り換えの多い路線は、毎朝が勝負になる。体力を使うのは、地味に応える。

対策として、少し早い時間に家を出るようにした。十五分ずらすだけで、座れることが増える。そのために早起きするのは、悪くない取引だった。

知り合いがいない寂しさ

三つ目は、最初の孤独だ。知らない街に一人で住み、会社と家を往復する。連絡できる相手が、家族しかいない日もあった。

会社には人がいるが、気軽に誘える間柄になるには時間がかかる。週末に予定がないことが、こんなに堪えるとは思わなかった。

これは、地方から出てきた人ほど響く。地元には友達がいたのに、ここにはいない。その差を、最初は強く感じる。

生活費の感覚

家賃以外にも、出費は多い。外食は一食あたりが高めで、交通費もかさむ。誘いが多いぶん、交際費も増える。

最初の二ヶ月は、思ったよりお金が残らなかった。何に使ったのか分からないまま消えていった。三ヶ月目から記録をつけて、ようやく流れが見えた。

東京は、放っておくと出ていく街だ。家賃を抑え、外食を減らし、固定費を整える。基本をやるだけで、かなり変わる。

給料は地方より高めだが、その差は家賃に吸われる。手取りが増えた気になって使うと、翌月に苦しくなる。最初のうちは、生活のレベルを上げないほうがいい。

寂しさへの対処

孤独は、無理に消そうとしないほうがいい。慣れるまで、時間がかかるものだ。そのうえで、小さな工夫を重ねた。

  • 週に一度は、誰かに連絡を取る。
  • 同じ趣味の集まりに顔を出す。
  • 家の近くに、行きつけの店を作る。
  • 予定のない休日は、外に出る。
  • 地元の友人とは、定期的に話す。
  • 無理に人を増やそうとしない。

数を作るより、一人でも気を許せる相手を見つけるほうが効いた。そのほうが、疲れない。

人間関係の作り方

東京の人は冷たい、と言われることがある。住んでみた感想は、少し違う。距離が近すぎないだけで、冷たいわけではない。

自分から動けば、返ってくる。飲みに誘う、集まりに参加する。待っているだけでは、関係は生まれない。地方より、自分から動く必要がある。

逆に、動かなければ、いくら人多くても孤独なままだ。人が多いことは、自動的に友達ができることを意味しない。ここは誤解しやすい。

向く人と向かない人

東京は、刺激がほしい人に向いている。何かを始めたい、環境を変えたい。そういう気持ちがあるなら、選択肢の多さは武器になる。

逆に、静かな暮らしを大事にしたい人には、合わないかもしれない。人の多さと音の多さは、慣れても消えない。

自分は前者だったので、合っていた。ただ、二年後も同じことを言えるかは分からない。住んでみて、また考えればいい。

一年経って思うこと

五ヶ月では、まだ分からないことも多い。それでも、上京したこと自体は正しかったと思っている。挑戦できる場所に身を置けたからだ。

失敗しても、若いうちなら立て直せる。家族を養う立場になれば、動くのは難しくなる。迷っているなら、動けるうちに動いたほうがいい。

ただし、勢いだけで来ると、家賃と孤独で折れる。ある程度の準備と、戻る場所の想定は必要だ。逃げ道があると、前に進みやすい。

まとめ

東京は、選択肢が多く、価値観も多い。チャンスに乗りやすい反面、家賃と通勤と孤独がのしかかる。いいところと悪いところが、はっきりしている街だ。

地方で窮屈さを感じているなら、一度住んでみる価値はある。合わなければ、戻ればいい。それだけの話だと思う。

大事なのは、上京そのものを目的にしないこと。何をしたいのかが決まっていれば、街は手段になる。決まっていなければ、街に振り回される。

ご注意ください。 このブログは一個人の体験談です。感じ方や条件は人によって異なります。お金や契約に関わる判断は、必ず公式の情報を確認したうえで、ご自身の責任で行ってください。

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